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緑乃帝國 緑のオンライン文芸誌

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萌えないゴミ

 彼女を捨てたら、まだ使える電子レンジを拾って戻ってきた。
「べ、別にあなたのために拾ってきたんじゃないんだからね!」

 捨てる曜日を変えなければいけないと思った。

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  1. 2010/01/13(水) 00:00:00|
  2. 茶林小一
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

年賀小説2010

 隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ねていたが、大変な酒好きだった。
「またそんなに呑んで。勉学はどうしたのですか」
「案ずるな。今年こそは阪神タイガースが優勝するであろうし。前祝いだ」
 虎榜ならぬ小坊が咎めるが李徴は耳を傾けず、手酌で杯を重ねる。すでに大トラだ。
「虎になっても知りませんからね」
 呆れ顔で小坊が下がる。李徴は月を眺めて知らぬ顔だ。
 そこに茂みから、本物の大虎が飛び出した。
 驚いた李徴、こちらは飛び上がって、手近にあった椰子の木に駆け上る。
 大虎は木の周囲をぐるぐる回る。さてどうしたモノかと李徴は考える。今までたくさんの知識を詰め込んできたが、このような場合の対処法はさすがに知らなかった。
 と、そこに、これまたどこからともなく黒人の少年が現れた。
 虎は新たな獲物に襲いかかる。少年は回り込んでタックルを切り、リフトし、テイクダウンを奪ってから、掻き回してバターに変えた。
 李徴は椰子の木から降りた。
「いやあ、助かったよ。すごいね君」
「自分は軍隊格闘術を嗜んでおりまして」
「それは違うサンボだ」
 李徴はバターになった虎を見た。
「これ、食べられるのかな。ちょうど酒の肴が欲しくってね」
 李徴、バターを指で掬って一口。
「あ」
 っという間に、新たな大虎が一匹。
「こいつはめでたい」

  1. 2010/01/01(金) 00:00:00|
  2. 茶林小一
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:6

編集人

茶林小一

Author:茶林小一
 バカSFからバカSMまでをモットーに、火星人や大和撫子などの絶滅危惧種を保護するため世界緑化運動を推進しています。応援よろしくお願いします。

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